- 「堤中納言物語」 三角洋一 全訳注、講談社学術文庫
- 原文を損ねない程度に読み易く解釈した現代語訳が好感触です。一般書店で手軽に入手できるのもポイントです。
- 「日本古典文学全集 落窪物語・堤中納言物語」 三谷栄一・稲賀敬二 校注訳、小学館
- 三段組(上から解説・原文・現代語訳)になっていて、とても読み易い構成になっています。「新編」が付かない旧バージョン(内容はほとんど同じ)が古書店にて安価で購入出来ます。
- 「堤中納言物語」 塚原鉄雄 校注、新潮日本古典集成
- 全文の現代語訳はありませんが、難解な文章には補足説明・現代語訳が付与されていますので安心して読めます。絶版していますが古本屋でよく目にします。
- 「堤中納言物語」 山岸徳平 訳注、角川文庫
- 原文に忠実な現代語訳ですが決して読みにくくありません。古本屋でも入手し易い部類だと思います。
- 「堤中納言物語全注解」 山岸徳平著、有精堂
- 丁寧な現代語訳もさる事ながら、一般の人向けに書かれた解説が魅力です。入手が難しく価格もそこそこしますが、買うだけの価値はあります。
- 「堤中納言物語・落窪物語」 松村誠一・所弘 校注、朝日新聞社
- 旧かな使いの解説は少し読みづらく、入手が難しいかもしれません。
- 「新日本古典文学大系 堤中納言物語・とりかへばや物語」 大槻修・今井源衛・森下純昭・辛島正雄 校注、岩波書店
- わたしの手元にはありませんが入手が容易です。現代語訳がないので研究者向けだと思われます。